1月26日 快晴
浜松3:30=静岡5:00=美濃戸口9:15―美濃戸山荘11:00―南沢小滝12:30―終了17:00
前日準備に時間がかかったせいで寝るのが遅くなり、朝少し遅れた。国一バイパスが夜間工事で迂回して静岡までいつもより時間がかかった。
部室に寄ってまとめておいた装備をとり、出発。52号線はスムーズにいっていい時間に美濃戸口に着き、身支度して出発。
慣れた道を通って美濃戸山荘に着き、水作りをしなくていいように水を汲んだ。ここから、右側の南沢の登山道に入るが
南沢は一度も行ったことが無かったので心配していたもののトレースがあったので安心した。
しばらく沢をつめ、左側の斜面を登って降りてからしばらく進むと辺りにロープが張ってあり、ピックを差す音が聞こえてきたので行ってみると
南沢小滝だった。
滝は10mくらいの垂直、左から回り込んでトップロープを張れる。写真で見たほど発達していない。
もう少し経てばさらに左右に発達するだろう。すでに2パーティがいて、若い人たちがいるなーと思っていたら、高校時代の山岳部の後輩が
いた。偶然!3時くらいに彼らが行者小屋に登っていったので、空いたスペースで初リードすることにする。
左手を上に打ち込みスタンスを安定させて右手でスクリューを入れるが、右のアックスのリーシュを外さねばならず
その時にアックスを落としそうになる。
スクリューをねじ込む時に力が必要で反作用で壁からはがされそうになるし、最初食い込ませるときに落としそうになる。
体制が悪いのか左手がパンプして右手に持ち替えたりしていた。
厚い手袋ではスクリューを取り出すのが不自由で、最後はオーバーグローブを外してやっていた。
このことから分かったのは、スクリューをセットする右のアックスはリーシュレスにして落下防止のために紐でハーネスに結ぶ、
スクリューのラッキングを工夫する、ゲレンデ的な難しいアイスでは薄いグローブのほうが有効ということだ。
ただ、アルパイン的なアイスの場合薄い手袋では厳しいだろうから、そのときは厚い手袋でやるしかないだろう。
トップロープを張って、それぞれ3・4本くらい登った。
本来行者小屋に行く予定だったが疲れていたし、暗くなるまで登っていて今更進む気になれず、すぐ下の平らなところを整地して就寝。
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